ひきこもってもよいのです。

1、ひきこもった理由 

ひきこもった理由は人それぞれですよね。 

僕の場合は、 

友達を作れない
家族と上手くいかない
理解者がいない
学業が上手くいかず居場所を失った 

などがあったかなって思います。 

 

五歳のころに祖父をなくしました。 

それからの僕はこの世界が悪夢の中のように感じられ、本当の僕は別の世界に生きているんだという空想をしていました。
そこから何とか親や周りに認められようと必死にもがいて、本当につらかったのを覚えています。 

友達をうまく作れず、成績がいいのを居場所にしていました。 

高校にあがって学業がうまくいかなくなりそれもできなくなって、ああもうダメなんだなって思ったとき死ぬことを考えました。 

それでも部屋にこもろうという選択ができたこと。逃げることを選べたこと。 

僕はその時の自分を褒めたいなって思います。 

 

2、ひきこもり期間 

ひきこもってた頃のことはあまり覚えてなかったりします。 

ですが覚えてることを書いてみます。 

ひきこもり始めたとき、親は困惑していたと思います。なんとか高校に行かせようとしていました。せっかくいい高校入ったんだからと。僕はその高校がいい場所のようには少しも思えなかったし、戻る気はありませんでした。 

それでも何かしなくてはという気持ちは抱えていました。 

 

昼間は眠り、家族が寝静まった後に冷蔵庫をあさりに行きました。 

起きている間はテレビを見たり、ゲームをしたりして、できるだけ現実逃避するように努めました。 

そうやってエネルギーを貯めようとしていたのかもしれません。 

ある時から親は焦ってどうにかしようとするのをやめて友達と遊びに行ったりして楽しむようになりました。 

それをみて僕は困惑しました。しかし、親がプレッシャーをかけてこなくなったことで、安心してひきこもれるようになりました。 

 

3、ひきこもりから 

十七のときひどい頭痛から親に助けを求め、内科にかかりました。そこで精神科に回され入院になりました。 

そこから親との会話を少しずつ取り戻していきました。 

また、入院先の閉鎖病棟で出会った人たちと少しずつ話すようになり、随分と良くしてもらいました。 

退院しても、たまにその閉鎖病棟に通い一緒に入院していた仲間と交流するようになりました。 

 

それから少しずつ外の世界と折り合いをつけようという方向へ進みだした僕は、通信制高校に行ってみたり、大学入学資格検定試験(今の高認)を受けてみたり、作業所に行くようになったり。 

いろんな人々に出会い、別れ。 

前に進んでは壁に当たり、思い悩み、ひきこもり・・ 

そんな繰り返しを三十代半ばの今もしています。 

 

4、ひきこもりのススメ 

しかし、いまの僕はそれも悪くないと思っています。 

ひきこもることが必要なら僕はまたひきこもるだろうし、何も恥じたりしないし悪いこととも思わないのです。 

 

ひきこもっていたころ、ひきこもりに関するTV番組を見ていて、ああこの世界には僕と同様に苦しんでいる人がいるんだな。もしかしたら友達になれるのじゃないかな。そんな風に思いました。 

苦しんで、どうにもならなくなった経験。 

その経験をしたあなたを必要としている人がこの世界のどこかにいます。 

 

人生のどん詰まりに行きつくことは誰しもあります。 

もしかしたら何度も何度もあるかもしれません。 

もう立ち向かえない、そんな時は勇気を持って逃げてください。 

何もかも投げ出して、休んでください。 

 

逃げていいのです、あなたはひとりしかいないのですから。

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